初夏の比良-4/4


ワサビ峠側の尾根道


振り返っても武奈ヶ岳は見えなくなった


やっとのことで金糞峠に戻った(近江舞子の眺め)


青ガレを振り返る


隠れ滝に寄り道(2分)

 このトレッキングを終えて振り返る時「動機は」と問われれば他界した父への供養を意識層から拭えない。出かける前には墓地に立ち寄り「行ってきます」と挨拶し、帰路では「これが青ガレの石だ」と墓前に捧げる始末だ。申し遅れたが今回も単独行である。下山して気付いたのだが入山時に目が合った野猿に革手袋をバイクから持っていかれたことである。仕方なく帰路は素手でハンドルを握ることになったのだ。

 筆者を一際引き寄せる比良の魅力は40年前の記憶ではなく、いま目の前にある自然の懐深さである。「飲んではいけない」と父から戒められていた山水を口に含んだ時、美味なる比良の豊かさとともに今なお残されている自然の営みを再び実感させられたトレッキングであった。是非次回は野営装備を万全にして臨んでみたい。

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