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金管四重奏(五重奏) 6つのウィーン ソナチネ:モーツァルトからNo.1-4

金管四重奏(五重奏) 6つのウィーン ソナチネ:モーツァルトからNo.1-4
6Wiener Sonatinen No.1-4
Mozart, Wolfgang Amadeus 

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.です。
オプションでTubaパート譜を同梱しています。
クラリネット四重奏版、サックス四重奏版、木管四重奏版は発売中です。

モーツァルトの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

金管四重奏(五重奏) 6つのウィーン ソナチネ:モーツァルトからNo.1-4
6Wiener Sonatinen No.1-4
Mozart, Wolfgang Amadeus 

編成はTp.2本、Hn.、Tbn.またはEup.です。
オプションでTubaパート譜を同梱しています。
クラリネット四重奏版、サックス四重奏版、木管四重奏版は発売中です。

モーツァルトの名曲をコンサート・ピースに、ぜひどうぞ。

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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/bjEMsdXoc00

Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3


この曲は元来2本のバセットホルンとファゴットのための「5つのディベルティメント」(1789年)であったものを、ピアノ用に編曲した作品です。
モーツァルトの形式構成を学ぶのに最良の楽曲です。

ソナチネ第1番(モーツァルト)
モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart/1756?1791)
『ソナチネ第1番』(K.V.439b)は、モーツァルト作曲「6つのウィーンソナチネ」第1番目の楽曲です。

原曲は、2本のクラリネット(バセットホルン)とファゴットのための「ディヴェルティメント Divertimento」です。
編曲者については確たる資料が残されていません。ウィーンで作曲されたため"ウィーンのソナチネ"とも呼ばれています。
第4楽章アレグロは、日本では人気テレビ番組「いきなり!黄金伝説」の料理シーンでBGMとして頻繁に使用され、メロディーは広く知られています。

モーツァルトがこの曲を書いた1783年は、結婚したばかりのコンスタンツェとの間に第1子が生まれています。
その1か月後、子どもを保母に預け、病弱な妻を連れてザルツブルクへ3か月間里帰りをします。
まず、姉のナンネルの誕生日祝いをし、友人、知人を訪問しました。毎朝ミサへ行き、散歩、射的、トランプ遊びなどに興じ、
シェイクスピアの芝居などを多く鑑賞して過ごしていました。
その後ウィーンに戻ると、保母に預けていた子どもが腸閉塞で死んでいたことを知ります。
悲しみにくれたモーツァルトはもう2度と生まれ故郷のザルツブルクに帰ることはありませんでした。

日本ではテレビのバラエティ番組の、BGMとしてもお馴染みのこの曲は、
モーツァルトの6曲のウィーンソナチネから、第1番の第4楽章アレグロです。
原曲は「2つのクラリネットとファゴットのための5つのディヴェルティメント 変ロ長調」。
これに編曲が施され、「フォルテピアノのためのソナチネ集」として出版されました。

1783年に作曲されたこの曲は、当初「バセットホルン三重奏」という形でした。
バセットホルンはモーツァルトの時代まで使われていた楽器で、
彼の作品では他に「レクイエム ニ短調」などでも登場します。

モーツァルトが27歳の頃、ウィーンの友人ジャカン家のために書かれた作品で、
1803年にブライトコップ&ヘルテルから、まずは第2番のパート譜が出版されました。
そして1813年にはジムロックから「6つのセレナード」として全曲が出版されています。

この時点で楽器編成は「クラリネット2、ファゴット1、ホルン2」に変更。
更にモーツァルトのオペラを、他者が編曲した第6番が追加されました。

その後、1877-83年の編纂で、後世に加えられたと思われる部分は排除され、
「2つのクラリネットとファゴットのための5つのディヴェルティメント 変ロ長調」
として整理されると、これが広く一般化していったのです。
ここで調性もバセットホルンに適したへ長調から変ロ長調に変えられました。

「フォルテピアノのためのソナチネ集」はウィーンのアルタリアから
1805年に出版され、その後もいくつかの版が出されました。
編曲はFr.カウアーとされていますが、詳細は定かではありません。
モーツァルト自身によるとする説もあるぐらいです。

また、“ウィーンのソナチネ”と呼ばれる理由については、
モーツァルトがウィーンで作曲したことに加え、1931年にマインツで出版された
Schott版「ウィーン・ソナチネ集 - オリジナル・ピアノ・エディション」の
タイトルに由来するともいわれています。

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

  2022/03/17   animato
≪ クラリネット六重奏 ゴシック組曲 Op. 25 第3曲 ノートル・ダム(聖母)への祈り  |  木管五重奏 第一組曲 作品28 から3.行進曲 ≫

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