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金管五重奏 ヘンデル:ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)

金管五重奏 ヘンデル:ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)
F-dur.の金管五重奏で、一般的な編成になっています。
Trumpet 1.2、Horn 、Trombone、Tuba、スコア&パート譜付き。
トロンボーン(Solo)はユーフォニアムに変更可能。
優雅で美しい名曲を、ぜひコンサート・ピースに。

金管五重奏 ヘンデル:ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)
F-dur.の金管五重奏で、一般的な編成になっています。
Trumpet 1.2、Horn 、Trombone、Tuba、スコア&パート譜付き。
トロンボーン(Solo)はユーフォニアムに変更可能。

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優雅で美しい名曲を、ぜひコンサート・ピースに。
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アトリエ・アニマート・ショップ
https://animato.official.ec/

参考音源
https://youtu.be/1UYk6MioGKk

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3

「オンブラ・マイ・フ」(伊: Ombra mai fu)は、ヘンデルの作曲したオペラ『セルセ』(Serse, Xerxes)第1幕冒頭のアリアです。
今日オペラはほとんど上演されませんが、この曲は美しい小品として愛され、しばしば演奏されます。
元来カストラート(去勢された男性歌手)のための曲ですが、
ペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われます。
調性はヘ長調。詩はプラタナスの木陰への愛を歌ったものです。
下降と上昇を組み合わせた、伸びやかな旋律線を持っています。
旋律素材はボノンチーニの同名の曲(英語版)(1694年)の借用だとされています。

ヘンデルは没後も名声が落ちませんでしたが、レパートリーに残ったのはごく一部の作品だけでした。
オペラ作品はほとんど忘却され、『セルセ』もその例外ではなかったのですが、官能的な「オンブラ・マイ・フ」だけが
19世紀にヘンデルのラルゴの名を与えられて愛唱されるようになりました。
元来カストラートのための曲だが、今日は主にソプラノにより歌われます。

なお、原作の速度記号はラルゴではなくラルゲットであり、アリアでもなくアリオーソと書かれています。
ソプラノ歌手キャスリーン・バトルによる録音が、実相寺昭雄監督による映像とともに、
1986年夏からニッカウヰスキーのCMに使用され、
日本で大きな反響を巻き起こしました。ニッカウヰスキーには、
曲や歌手に関する視聴者からの問い合わせの電話や手紙が殺到し、
ウイスキー全体の市場が伸び悩む中、スーパーニッカの売上は2割増となりました。

原詩(イタリア語)

Ombra mai fu
di vegetabile,
cara ed amabile,
soave piu

日本語訳

かつて、これほどまでに
愛しく、優しく、
心地の良い木々の陰はなかった

アトリエ・アニマート
https://animato-jp.net/

  2020/07/25   animato
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