宇治市中学校・高等学校吹奏楽研究会

 

所属研究会の紹介

宇治市で活動している7校の中高で組織しています。7月の「リハーサルテクニック講習会」は、広く公開していますので、是非ご来場ください。下記は昨年度のプログラムと規約です。

第7回リハーサルテクニック講習会

 日時:平成8年7月19日(土)

 開場 PM1:00 

開演 PM1:15 

場所:宇治市文化会館大ホール  

主催:宇治市中学校・高等学校吹奏楽研究会

後援:宇治市教育委員会 

   宇治市中学校吹奏楽連盟 

宇治市文化事業基金助成事業 

 ■ご 挨 拶

                        宇治市中学校・高等学校吹奏楽研究会                      会長(南宇治中学校長) 森田 正弘

 

 本日は第7回リハーサルテクニック講習会を開催しましたところ、多数ご参加いただきありがとうございます。日頃から吹奏楽を通してチームワークを大切にし、心豊かに情操を培ってこられたみなさんが、その音楽により一層の磨きをかけるためここに集い研修することは、大変意義深いことと思います。昨年の吹奏楽コンクールにおいて、特にこの地方の中・高等学校の健闘には例年目を見張るものがありました。また技術を研く傍らでは、地域の行事にも積極的に参加し、多くの市民の皆様に親しまれ、音楽活動をすることは大切だと思います。

 このように年々盛んになり各方面からの期待が寄せられます吹奏楽も、宇治市教育委員会をはじめ各校の先生方、地域の皆様のご理解があってこそ今日の発展を見ることができたのだと感謝する次第です。今後、宇治市をはじめこの地域の音楽文化を担う皆さん方が、より一層の研鑽を積み、吹奏楽が益々発展いたしますよう期待して、ご挨拶といたします。

 

   ■ご 挨 拶                                                   宇治市中学校・高等学校吹奏楽研究会

                              理事長 瀬 浩明

 

 本日はお忙しい中、第7回リハーサルテクニック講習会にお越し頂きありがとうございます。私達宇治市中学校・高等学校吹奏楽研究会では、年々充実して参りました吹奏楽教育をより確かなものにするため、平成3年度より研究活動をスタートさせました。バンドの基礎トレーニングからサウンドづくり、楽曲の紹介や研究、楽曲アナリーゼ、リハーサルテクニック、バンド運営や条件整備にわたり、指導に携わる者の研究を進めて参りました。吹奏楽教育がより一層発展することを願い、これらの研究活動をすすめ今年で早4年目を迎えました。この間、宇治市教育委員会をはじめ、宇治市文化センターや多くの関係者の皆様のご理解とご支援がありましたことに会員一同、深く感謝をしております。また本年度から森田校長先生を会長として迎え、益々研究内容が充実するものと会員一同、期待しています。

 今日は楽曲の仕上げの最終段階であるリハーサルをどのように行っていくかについてモデルバンドと一緒に考え、研究交流を行っていきたいと思います。本年度は、「地域に親しまれるバンド」をモットーに積極的な演奏活動を展開しています、南宇治中学校吹奏楽部のリハーサルを通して、多くの事柄を学べると期待をしております。生徒の皆さんにとっては明日からの練習の糧を見いだす機会になることでしょう。どうか最後までお付き合いを頂き、忌憚のないご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。

《演奏発表》

 

 1.城南高等学校吹奏楽部          指揮  今戸 英二

    ラ・マルシュ               作曲/稲村 穣可

    ピーター・ルー序曲            作曲/M.アーノルド 

 

 2.宇治中学校吹奏楽部           指揮  沖田 悟傳 

    五月の風                 作曲/真島 俊夫 

    セイント・アンソニ・ヴァリエーション   作曲/W.ヒル    

 

 3.北宇治中学校吹奏楽部          指揮  田中 康

    五月の風                 作曲/真島 俊夫

    スピットファイヤー・プレリュードとフーガ 作曲/W.ウォルトン

 

 4.南宇治中学校吹奏楽部          指揮  瀬 浩明  

    五月の風                 作曲/真島 俊夫  

    アルプス交響曲              作曲/R.シュトラウス

《モデルバンド》南宇治中学校吹奏楽部

 南宇治中学校吹奏楽部は昭和51年、開校2年目に創設されました。昭和59年に文化祭発表として第1回定期演奏会を開催し、昭和59年夏の吹奏楽コンクールB組で初の金賞を受賞。翌年からは関西吹奏楽コンクール京都府予選に出場し、銀賞を受賞。平成3年には金賞を受賞し、府下屈指の実力を有するバンドへと成長しました。また自主演奏活動として、第8回定期演奏会を初めて校外で催し、平成3年には念願の宇治市文化センター大ホールにて第9回定期演奏会を開催、満席の聴衆や各方面から高い評価を受けました。現在1年生13名、2年生28名3年生16名の57名で活動を行なっています。指導者は着任から10年目を迎え、昨年コンクールでは京都府代表に初めて選ばれ、関西大会でも金賞受賞とともに関西代表に選ばれ、東京での全日本大会に出場しました。全日本大会では極めて高い評価とともに金賞を受賞し、その音楽性が広く認められました。

 

 《指導目標》 1.芸術を愛し、豊かな情操を養う生徒。 

        2.感謝の心、奉仕の精神を培う生徒。 

        3.向上心とチームワークを大切にする生徒。

 

 《クラブ目標》1.学校行事を大切にし、奉仕の精神で演奏できるバンド。

        2.地域に親しまれるバンド。       

        3.感動が伝えられる音楽づくりができるバンド。 

        4.学校生活や学習に真剣に取り組むバンド。 

 

宇 治 市 中 学 校 ・ 高 等 学 校 

  吹 奏 楽 研 究 会   規 約 

 

第1章  総  則

[名称]

第1条  本会は宇治市中学校・高等学校吹奏楽研究会と称する。

[目的]

第2条   本会は宇治市近郊の中学校・高等学校の吹奏楽部活動に於いて

      豊かな情操を養い演奏技術を高めるため吹奏楽教育の向上、発展

      に寄与することを目的とする。

 [事業]

 第3条  本会はその目的を達成するため下記の事業を行う。

      定期例会における研究活動。

      指導者の資質向上のための研修会、講習会。

      モデルバンドによる基礎トレーニング、リハーサルテク

      ニック等の講習会。

      その他必要と認めた事業。

 

第2章  組  織

[組織]

第4条  本会は宇治市近郊の中学校および高等学校吹奏楽部を持って組

     織する。

 

 

[役員]

 第5条  本会には下記の役員をおく。

[任務]

 第6条  役員の任務は次のとおりである。

      会長は本会を代表し、会務を統括する。

      副会長は会長を補佐し、会長不在の場合はこれを代行す

      る。

      会計は本会の予算決算、その他会計事務を担当する。

      庶務は本会の諸事務を担当する。

      理事は理事会を構成し、本会の運営などに関する基本事

      項について審議・決定する。

[役員の選出]

第7条  本会の役員は各校の吹奏楽部顧問が当たり、役員は理事会にお

     いて選出する。

[役員の任期]

第8条  役員の任期は1ケ年とし、再選は妨げない。

 

[事務局]

第9条  本会の事務を処理するため事務局をおく。事務局は会長、副会

     長、会計、庶務を持って組織する。

 

 第3章   会  議

[会議]

第10条  本会には次の会議をおく。

[理事会]

第11条  理事会は理事を持って構成し、必要に応じて会長がこれを召

      集する。

 

      また理事会の議長には副会長が当たり、次の事項を審議・決定

      する。

      本会運営の基本方針に関する事項。

      基礎トレーニング講習会、リハーサルテクニック講習

      会、定期例会、及びその他の事業に関する事項。

      研究会規約の改廃に関する事項。

      会計に関する事項。

      その他重要事項。

[事務局会議]

第12条  事務局会議は必要に応じて会長が召集し、次の事項を処理す

      る。

      基礎トレーニング講習会、リハーサル講習会、定期例

      会、及びその他の事業に関する事項の企画原案の作成。

      その他、理事会から委託された事項。

第4章  会  計

[経費]

 第13条  本会の経費は各校の会費、補助金、その他の収入による。

[会費]

 第14条   本会に加入している各学校吹奏楽部は必要に応じて会費を拠

        出する。

[会計年度]

 第15条  本会の会計年度は毎年4月1日に始まり翌3月31日に終わ

       るものとする。

       本会の会計・予算・決算については理事会に報告し、承認を

       得るものとする。

 

 付  則

      この規約は平成3年12月1日から施行する。

 

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