早春の高野から谷瀬1/2

― 潮岬に至れず ―

 2010年3月30日、春が待ち切れず奈良の山懐深く高野山と谷瀬(十津川)を訪れた。当初は和歌山の串本に本州最南端を目指したのだが、高野龍神スカイラインが通行止めであったことが災いした。今回は筆者のセローとシゲくんのCB400で行く。

 午前9時に宇治を出発し、国道24号線をひたすら南下する。大和御所道路-五條道路-橋本道路(無料区間)を経由して高野口で降りる。高野龍神スカイラインが不通と知るも高野山を目指した。さすがに弘法大師ゆかりの地、四国ナンバーの車が多い。フランス人観光客の英語にタジタジ。気を取り直しておにぎりの昼食を済ませ、進路を変更する。真昼だというのに残雪と凍結の林道、何度も迷いながら野迫川町から赤谷に抜けることが出来た。

 国道168号線を和歌山まで南下しようと考えての進路だったが、4時を過ぎた。正面衝突事故現場を突撃ルポ、そろそろ休まねばならない。仕方なく目的地への到達を断念、十津川の谷瀬でキャンプとなる。つり橋で有名なキャンプ場は1000円でフリーサイト。ほとんど貸切状態だ。昨夜は雪が降ったそうな、寒さとの闘いになった。


高取町あたり


高野山大学を背に


金剛峰寺前


赤谷に抜けた


事故現場を通過


つり橋の里キャンプ場


準備を終えれば日没


焼肉の後は


ポテトチップとじゃがりこ味の炊飯

↑もどる 次へ→