'05初秋の信州駒ケ岳-1/4

 先日は我ながら不覚にも「愛地球博」で人混みに翻弄され、全く意気消沈してしまった。2005年の9/28その心身を癒やし切れないままに過ごしていた日々を絶ち切ろうと考え、発作的に単身バスツアーに参加した。前日になって思い立ったので旅行代理店の事務所まで直接バイクを走らせ、何とか席を確保。当日の天気は曇りから晴れとのことで、ひとまず意気揚々だ。
 しかし翌日に起床すれば天気予報は外れて雨がしっかり降っていた。早朝7時前にとぼとぼと出発してバスに乗ったが京都府に続いて滋賀県の多賀SAでも雨。愛知県に入っても、岐阜県の恵那峡を越えて長野県に入っても変わらず天候は雨だった。


ようやく着いた「菅の台」で雨は何とか止んだ


中央アルプス観光の路線バスでロープウェイの「しらび平」駅到着
気温15度すでにガスっている


駒ケ岳ロープウェイ(往復2200円)で7分30秒「千畳敷」駅到着
標高1661.5mから2611.5mまで標高差日本一の950mだ


少しだけ青空が見えるようになってきた


12時15分に千畳敷カール(カール=氷河期の氷で削られたお椀型の地形)の散策開始

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雲上に広がる絶景の千畳敷カール

 中央アルプス駒ケ岳ロープウェイは中央アルプス宝剣岳(標高2,931m)直下に広がる「千畳敷カール」まで架けられた、わが国最初の山岳ロープウェイ。昭和42年に完成、平成10年11月1日に最新機器を導入しリニューアルオープンした。
 駒ケ岳は標高2,956m、眺望絶佳、真夏の別天地、富士山をはじめ南アルプス連峰、御岳山、乗鞍岳、北アルプスを一望でき、また、高山植物の宝庫としても有名。
 ロープウェイで約7分、中央アルプス駒ケ岳でスケールの大きな大自然が手軽に楽しめるようになった。
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