大台ヶ原 - 大普賢岳 2/6

 台風15号が過ぎ去った高原の頭上を足早に雲が流れていく。夏を惜しむ陽射しの中、日出岳(ひでがたけ)を目指して出発した。カラ沢を過ぎた辺りから急な上り坂になる。30分ほどで視界が開け、尾根にある広い展望台が見えた。眼下の雲が無ければ熊野灘や富士山まで見えるのだが、今回は残念。左手に進路を取って倒木を横目にピークを目指す。日出岳の展望台では谷を上がってくる雲が渦巻く様子に見入っているうちに北側の斜面が一面真白なガスに覆われた。南西の風だが南斜面は大丈夫そうだ。


散歩道から急な上り坂に変わる


東に開けた展望台


日出岳は目の前だ


最後の階段を上る


日出岳の展望台から西を望む(左は無人気象観測所)

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