ヴェローナと言えばシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台になった街だ。「ロミオとジュリエット」の物語は 13-14 世紀にヴェローナを二分していた教皇派(グェルフ)と皇帝派(ギべリン)の争いが原因で起こった悲劇だ。もともとは皇帝派の都市だったヴェローナは神聖ローマ帝国に対抗していた。教皇派として自主権を認めさせた後に、再び皇帝派に戻った歴史がある。ロミオの家である教皇派のモンテッキ(モンタギュー)家とジュリエットの家である皇帝派のカプレーティ家(キャピュレット家)は、ダンテの「神曲」の中にも登場している。
何となく迷いながらもサンタナスタシア教会まで到達した。しかしシニョーリ広場を通過してエルベ広場のランベルティの塔まで戻らなければジュリエットの家には行けないことが分かった。塔まで戻ろう。ジュリエットの家をようやく発見したが、もちろん閉まっている。鉄格子越しにシャッターを切る。続いてスカラ家の廟、カステルヴェッキオを回ってアレーナに向かう。
ジュリエットの家に到着
鉄格子越しだが右奥にバルコニーも見ることが出来た
正面にあるジュリエット像の右胸を触ると恋が成就するらしい
シニョーリ広場に戻ってスカラ家の廟
後ろからもう1ショット
上の写真位置から振り返った建物、スカラ家の関係か
ウィンドウショッピングで金管楽器を発見
カステルヴェッキオ(古い城という意味)