パスポート取得までの流れ

 筆者が初めて旅券を取得した過程と留意点をまとめておきます。

 パスポート(旅券)は自分が誰であるか(国籍、氏名、年齢など)を具体的に証明できる手段です。パスポートには日本国外務大臣の名前で「日本国民である本パスポートの所持人を通路故障なく旅行させ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。」との記載があります。パスポートを所持していなければ日本から出国することや外国に入国することができません。

 パスポートの取得には約1週間から2週間程度の時間が必要です。(筆者は10/31申請で11/8発行)渡航する前に余裕を持って申請しましょう。

パスポート申請に必要な書類

■一般旅券発給申請書

各都道府県の旅券課にあり、名前・住所・生年月日・本籍など申請に必要なことを書きます。未成年は親権者のサインと印が必要なので、事前に書類を取りに行かなければなりません。(国内で申請の場合は1通でよい)

■戸籍抄本

6ヶ月以内に発行されたもの。

■住民票

本籍の入った住民票で6ヶ月以内に発行されたもの。

■写真

6ヶ月以内に撮影されたものを1枚。サイズは4.5cm x 3.5cm。(1枚でよい)

■はがき

宛先に自分の名前と住所と郵便番号を記入しておきます。パスポートがいつ頃出来上がるかが記されて返送されます。

■身分証明書

パスポート申請時に申請者の本人確認のため。顔つき身分証の場合は身分証を1つ持っていけばよい。顔つきでない身分証の場合は、2つ身分証を持っていきます。

■以前のパスポート

以前、パスポートを取得していた人は、そのパスポートを持っていきます。

■パスポートの更新の場合

 パスポートの有効期限が残り少なくなって作り直す人は、パスポートが失効する1年前から申請できます。

※注意

未成年者は5年間有効のパスポートのみ申請できます(10年間パスポートの申請は不可)。

パスポートの受領は本人しかできません。

■受領

申請後約1週間で受領できますので、指定(返信はがき記載)された受領日以降に申請場所へ本人が以下のものを持参の上、受領してください。

 1. 受領票:申請時に手渡されたもの。
 2. 収入印紙・収入証紙:10,000円( 5年間用)
             15,000円(10年間用)
 3. 印 鑑:申請時に使用したもの。
 4. はがき:申請時に提出し、都道府県庁より送られてきたもの。


京都:京都府旅券事務所 (土・日・祝は休み)
    京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町京都駅ビル8階
    Tel:(075)352-6655 申請・受領 9:00〜16:30
    火曜日と木曜日は9:00〜19:00まで 年末年始の12月29日から1月3日までは休みです。

◆JR京都駅南北自由通路からジェイアール京都伊勢丹の南端の入口を入った左手の南エ レーべーターを利用するか、大階段で8階まで上がり、左手の入口を入った左側です。

外務省渡航関連情報(パスポートについて) →都道府県別担当窓口一覧

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